インタビュー
佐藤 千里
新卒でベンチャー企業に入社した後に独立するも、多くの失敗を経験。大勢の人に影響を与えるサービスに携わりたいという想いから、株式会社ビズリーチに入社しマーケティングを担当。その後、現在成長している業界特化型SaaSのBtoBマーケティングに挑戦するため、カイポケにジョイン。現在はメディアチームの責任者として、複数メディアの全体最適化を担っている。
新卒時代から現在まで一貫して、Webマーケティングの仕事に携わっています。私は、Webマーケティングを大きく【to C / to B】と【メディア / 広告】の2軸に分けて考えており、この領域の中で自分のスキルを磨いてきました。
自身のキャリアは、肌の悩みを解決することを目的とした美容系Webメディアの立ち上げから始まりました。これは【to C × メディア】の領域です。このWebメディアが100万PVを達成するまでの過程にWeb編集者の1人として携わり、そのなかでWeb集客を最大化させる手法であるSEOにスキルの軸足を置くようになりました。その後、広告の知見を得るために、予算の大きい人材サービスを提供する企業へ転職して【to C × 広告】の領域に関わり、億単位の大きい予算を使ったWeb広告・アプリ広告・マス広告など、多くの経験を積みました。
前職で働いていた企業が転職サービスを運営していたこともあり、自分のキャリアのことを見直す機会は度々ありました。そのなかでも、成長している市場のなかで刺激を受けながら自分のスキルを拡げていきたいと常に思っていました。
今までは【to C × メディア】【to C × 広告】の領域でスキルを磨いてきました。そのため、次に転職をするのであれば、【to B × メディア】か【to B × 広告】のどちらかに携わりたいと考えていました。そんなときに、エージェントの勧めで、業界特化型SaaSとして【to B】の事業を展開しているカイポケと出会いました。
もともと、業界特化型SaaSが国内外で伸びてきていることは知っていて、とても興味がありました。先に述べたように、成長している市場のなかで自分のスキルを開発していきたいと考えていたので、日本最大規模の業界特化型SaaSとしてなおも成長を続けているカイポケは、自分にとって非常に魅力的でした。
「このサービスのビジネスモデルをもっと学びたい」「このサービスのマーケティングに携わって、事業成長に貢献しながら自身のスキルも拡げていきたい」と思い、カイポケにジョインすることを決めました。
入社から今まで一貫して【to B × メディア】の領域でカイポケに関わっていますが、変化もあります。
最初は、カイポケ外のチームに所属して、外からカイポケのSEOを専門的に扱っていました。しかし、カイポケのWeb集客を最大化し事業成長に最大限貢献するためには事業理解をより深める必要があるという考えから、カイポケのマーケティンググループに転属しました。
その後、このマーケティンググループがチームの専門性をより高める目的で再編成され、それを機にマーケティンググループ内のメディアチームの責任者を担うようになりました。前職でWebメディアの経験をいろいろと積んできましたが、この経験はあくまでチームのメンバーとしてのキャリアでした。カイポケでは、新しくチームのマネジメントや意思決定に携わり、個人としてだけではなくチーム全体で事業成長に貢献することにチャレンジしています。
カイポケには、カイポケのユーザに向けたサービスサイトや、潜在顧客の集客を目的としたオウンドメディアなど、複数のWebメディアが存在します。
現在、主にこれらのWebメディアの全体最適化に取り組んでいます。すなわち、これらのWebメディアについて、それぞれのコンセプト・ターゲットに合わせて、コンテンツを作成したり、SEOを意識したサイトの設計を行ったりしています。
くわえて、いま一番やりがいを感じ取り組んでいることは、カイポケとカイポケのもつWebメディアの未来を想像し、現在と未来のユーザに対してどのような価値を、Webメディアを通じてどのように提供していくかを考える仕事です。
カイポケの事業成長にはWebメディアからの集客が必要不可欠です。そして、Webメディアからの集客を最大化していくためには「Webメディアを育てる」という中長期的な施策が必要です。
この中長期的な施策を継続するために、組織として、属人的ではない「持続可能なオペレーション」を構築することを意識しています。
具体的には、日々の業務の可視化・仕組み化を絶えず行ったり、レポートを自動化したり、外部パートナーをうまく活用したりしています。
安心して介護サービスを受けられる証としての「カイポケブランド」を作ることに貢献したいと考えています。
介護サービスを受けるユーザやその家族にとって最も重要なことは、安心して介護サービスを受けられるかどうかだと思います。なので、「カイポケを使っている介護事業者であれば安心して介護サービスを受けられる」というブランドイメージを作り、「自分や家族が利用する介護サービスには、カイポケが導入されていてほしい」と思っていただけるような状態を実現したいです。
安心できるカイポケブランドを作るためには、今よりもっとプロダクトの質を高め、より多くの介護事業所に利用してもらい、カイポケを利用した介護事業者が着実に成長していくような仕組みを作ることが必要だと考えています。これ自体は、カイポケのチームが一丸となって取り組むべきことです。
他方で、私自身が、Webメディアを通じてこのカイポケブランドの実現に貢献することも可能だと思っています。例えば、カイポケの活用によって介護サービスの質の向上を実現している事業者を紹介したり、介護に関する正しくわかりやすい情報を届けたりすることを通じて、カイポケが安心の証であるというブランドイメージを形成する役割を担っていきたいです。
介護事業者から転身してカイポケに参画しました。現場経験を活かして現場の外から介護事業者を支援し、介護に関わる一人一人がキラキラしている業界をつくりたいです。
コロナ禍を契機にデザインで社会に貢献したいと思っていたところ、カイポケと出会いました。まだ小さい貢献ですが、社会課題解決に繋がっている実感を持って働けています。