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インタビュー

現場経験がPdMとしての強みに

高橋 早矢香

大学院修了後、地域でまちづくりをおこなうNPO法人に入職し、地域活性化事業や人材養成研究等に携わる。その後、2008年2月に在宅介護サービスを幅広く展開している介護業界の大手企業に移り、人事制度作り、店舗運営支援、新規事業立ち上げ、マネジメント等を経験。2017年8月、カイポケに参画。現在までカイポケのプロダクトマネジャーを務めている。

プロダクトマネージャー
Sayaka Takahashi

「もっと人に向き合いたい」現場で感じていたもやもや

カイポケチームの一員となる前はどのようなご経験をされてきたのですか?

学生時代はソーシャルワークについて学んでいて、何らかの課題を抱えている人が住み慣れた場所で暮らし続けていくための方法論に関心がありました。

その後、在宅介護を中心に事業を展開している会社に勤め、介護・看護事業の現場業務、人事部門での人事制度作りとその展開、フランチャイズ事業、新規事業立ち上げなど幅広い領域に携わりました。

当時フラストレーションを感じていたのが、在宅介護は人間の暮らしを直接支える仕事なのに、人と向き合う時間を確保することがとても難しいということです。

介護サービスを利用する方々が抱えている課題を解決するためにやりたいことはたくさんあるのに、日々雑務に追われる現場では、なかなかその本質的な部分に手を付けられないというジレンマを抱いていました。

カイポケへのジョインを決めた経緯と理由について教えてください。

介護現場で働く人が仕事の本質的な部分に取り組めるような手立てはないか模索していたところ、カイポケと出会いました。カイポケは、介護事業所にとって必要不可欠な介護保険請求のサービスを提供しつつ、さらに事業所の周辺業務に対して解決策や付加価値を提供する数々の試みを続けている点が魅力的でした。

同時に、前職を通して業界への課題意識を抱えていた私がカイポケに加わることで、私の感じている課題意識がプロダクトの改善や新しいビジネスの創出につながっていくのではないかという期待もありました。

現場で感じた課題を解決に導くために、介護を取り巻く環境にアプローチする事業にチャレンジしてみたいと思い、カイポケへのジョインを決めました。

ナレッジを補い合えるチームの専門職としてプロダクトの進化を促す

これまでの経験は現在の仕事にどのように活きていますか?

現在は、介護業界で働いた知見を持つドメインエキスパートという役割も持ちながら、カイポケのプロダクトマネジャーをしています。

ドメインエキスパートとしてプロダクトマネジメントに関わることの強みは、ユーザリサーチを進めたりカイポケの現状について分析したりする際に、勘所をおさえた仮説が立てられる点にあると感じています。また、開発担当者のちょっとした疑問をすぐに解消したり、チームにとって必要な情報がある場所の見当をすぐにつけたりと、ドメインの知識を通じて業務上の課題を解決する近道をつくることができていると思います。

介護業界にいた経験をカイポケというプロダクトに反映させる仕事をしているのですね。逆に、新しく学んだことはどのようなものでしょうか?

ソフトウェア開発については一から勉強しました。業務を通じて学ぶだけでなく、自主的な勉強会を開催したり、外部のフォーラムに参加したりして、積極的に習得の機会をつくっています。

エンジニアの業務・役割や考えなど、メンバーと連携してプロダクトの開発を進める上で必要な前提知識を理解するまで、最初は随分と手こずりました。

しかし、自身の理解が進むことに伴ってプロダクトの進化を実感できるようになることが面白く、楽しみながら開発に関する知識やスキルの習得を続けられています。

カイポケのプロダクトマネージャーとしての目標はありますか?

カイポケを、今以上にユーザーの課題の根本的な解決に繋がるサービスにしていくことが目標です。「便利な機能ができた」「入力作業が早くなった」という体験に留まることなく、介護現場の人が本当にしたいと思っている「人と向き合う仕事」に時間を使える状況をつくっていきたいです。

最後に、高橋さんと同じように介護業界の課題を広く解決するアプローチに興味を持っている人へ伝えたいことはありますか?

介護業界を良くしていきたいと思っている人にとって、カイポケチームでできることは多いと思います。

現場で働いている人にとっての「口に出すまでもない当たり前の認識」や「日々感じる些細な疑問」が、プロダクト開発の場面では意外と課題解決につながる糸口になります。それをチームで共有していくことが、カイポケの価値の向上につながっていきます。

業界の課題解消に向けて広くアプローチする仕事も、現場で目の前の一人に向き合う介護職も、ともに今後の介護業界を良くしていくためには必要です。もし業界の課題を面で解決していくことに関心があるなら、カイポケチームはそのチャレンジができる場所だと実感しています。

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