インタビュー
松本 圭祐
大学卒業後、2010年4月に楽天株式会社に入社し、楽天市場のファッション領域を担当。その後2012年に合同会社DMM.comに入社し、オンライン英会話事業の立ち上げを行う。フィリピン現地法人の立ち上げや、法人営業・マーケティング・採用などを担当した後、日本チームの責任者を務める。2019年にエス・エム・エスに入社し、M&A支援事業を担当。
前職では、スマホなどを使って外国人の先生から英語を学べるオンライン英会話サービスの立ち上げに携わり、日本チームの責任者としてサービス運営全般を担当していました。最初はカスタマーサポートを担当していたのですが、立ち上げフェーズで人員がいなかったことや事業が順調に拡大していったこともあり、マーケティングや法人営業、採用、事業開発、M&A後のPMIなど、ビジネスサイドに関しては非常に幅広く経験しました。
エス・エム・エスについては、当時の上司が創業者の一人と知り合いで、以前からよく話を聞いていました。増収増益を続けている点や、介護・ヘルスケアといった成長領域で多種多様な事業を展開し、今後も拡大が見込めるポジションが取れている点に興味を持っていました。
また、カジュアル面談や面接の場で伺った当時の役員らの話から、事業機会に溢れ、新規事業開発にとって非常に良い環境であることも伺え、それに惹かれて入社を決意しました。
M&A支援サービスを広く担当しています。主に、M&Aコンサルタントとして5〜10件程度の案件を同時並行で担当し、M&A、事業承継の成立に向けたサポートを行っています。これと併せて、ストロングバイヤー(積極的に買収を行っている企業)担当の営業として、このようなお客様を増やすことと、M&A支援サービスを多くご利用いただくことをミッションとして活動しています。
カイポケがSaaSの中で日本トップレベルの売上規模であることは入社前から把握していましたが、実際に入社してみて、継続して成長し続ける要因がよく理解できました。業界特化型のバーティカルSaaSなので、事業領域が成長していることも1つの要因であると思いますが、それ以上にオペレーション設計や仕組み化の上手さ、また変化への適応力が強い組織であることが強みだと感じています。
入社して一番驚いたのは、金融支援や購買支援をはじめとした、事業開発領域のクロスセルの巧みさです。構想を描くだけでなく、自ら事業を運営し成長させていく意欲を持ったメンバーが集まっていることが、この巧みさを支えているのだと思います。
また、私の担当しているM&A支援は、社内でも今後も伸び続ける事業として位置付けられており、新しいチャレンジが求められています。現在、M&A自体が活況ですが、その中でも成長著しい介護・医療・障害の領域で事業を展開しているため、色んなビジネスチャンスがあり、それに伴って個々のメンバーに任せられる範囲も非常に広いです。チームの規模も拡大を続けている分、組織をマネジメントする力も鍛えられます。責任ある立場で裁量の大きな仕事を求めている人にとっては、面白い環境だと思います。
組織の内外にいる専門家それぞれと共通の言語で話せる知識を持ち、専門家の方々の力を借りて繋ぎ合わせることで、組織や事業の全体を前に進められる存在になりたいです。
コロナ禍を契機にデザインで社会に貢献したいと思っていたところ、カイポケと出会いました。まだ小さい貢献ですが、社会課題解決に繋がっている実感を持って働けています。